住まいの温熱環境改善で、高血圧の緩和

日本の住まいの安全性について

普段当たり前のように生活している住宅が、実は安全とは言い切れません。

交通事故の死者数は1995年の約1万5000人から減少を続け、2012年には約6000人まで下がりました。

しかし、家庭内での事故による死者数は増えており、1995年には約1万人だったのが、2012年には約1万5000人になっています(厚生労働省 人口動態統計より)。

家庭内事故の原因は「寒さ」

家庭内事故の死因の中で大きな割合を示すのが、心疾患や脳血管疾患などの循環器疾患が多く、夏に減少し、冬に増加する傾向にあります。つまり、原因は寒さにあるのです。

これらの病気は、高血圧が要因となり、最高血圧が高い人ほど発症しています。

断熱リフォームで高血圧を緩和

スマートウェルネス住宅等推進事業(国土交通省)の「断熱改修等による居住者への影響調査」から得られた結果によると、

断熱改修によって室温が上昇し、それに伴い居住者の血圧も低下する傾向が確認された。

という知見が得られています。(https://www.mlit.go.jp/common/001158517.pdf

血圧は脳卒中や心筋梗塞とも関連が深く、高血圧の人ほどリスクは高まります。

現状では、そのような人々が、冬とても寒い家で過ごしているのです。住宅の断熱性能を高める事で、病気のリスクを軽減することができるので、これを改善するべきです。

さらに同資料の参考データによると、断熱性能の高い住宅が普及している国では、冬季死亡増加率が低いことがわかっています。最も低いのは、寒冷なフィンランド。高いのは温暖なポルトガルやイギリス、イタリアです。寒冷な国や地域ほど、住宅の性能が高くなったために、冬の死亡増加率が低いというのも、逆説的な話です。この傾向は、日本にも当てはまります。

日本では、最も冬季死亡増加率が低いのは、北海道です。断熱性能の高い住宅の普及率が、最も高いためだと言われています。

これからは、より温暖と言われていて、高断熱住宅の普及が少ない地域ほど、住宅の断熱性能を高めなければなりません。

 

雪が積もる冬の朝の起床時に、10℃以下の室温に震えていたら、布団からも絶対出たくない、と思いませんか?

 

 

 

 

 

それが、20℃あったらどうでしょうか?

自分も子供も寝起きがよく、ゆっくりと落ち着いて1日のスタートを切ることができるでしょう。一面の銀世界をゆっくり眺める余裕も生まれます。

 

 

 

 

 

あなたの地域、あなたのご自宅の断熱対策はできていますか?住宅の断熱リフォームが、将来の健康被害リスクを軽減すことができます。家は、家族の健康と安全を守るための「巣作り」です。丈夫な巣を作って、健康な家庭を築いてください。

ABOUTこの記事をかいた人

saito kazunari

(株)WELLNESTスタッフ(セミナー運営兼、web担当)。芝山代表の元で働きたいという想いで、地元宮城から三重県へ新卒入社した2年目の23歳。web記事に没頭すると、自分の世界に入り過ぎてしまう事もしばしば、、、野球と映画と歴史が好き。