【住】住環境を変えたら様々な疾患が改善した話

高断熱の家による症状の改善

高断熱高気密による温度、湿度の管理の仕方で、健康に与える影響は大きく変わってきます。人生の内、食事、睡眠、団欒などの長い時間を過ごす住居の環境は、毎日毎日あなたの体に影響を与えています

住環境を、体にストレスを溜め続ける環境にするのか、体を癒してくれて、毎日疲れをリセットできる環境にするのかは、あなた次第です。

近畿大学岩前教授の研究データ

膨大なデータからからの研究結果

近畿大学建築学部学部長・岩前篤教授による3万5000人を対象にした調査の結果によると、新築の高断熱高気密住宅の引っ越した人の中で、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎など15の諸症状について大幅な改善が見られたというデータが出ています。
その中でも、省エネ等級4以上など、より断熱効果の高い住居に引っ越した人ほど、改善効果が高い結果となりました。
回答者は、30代~40代の働き盛り世代とその子ども世代である10代までの男女が中心です。

温度差によるストレス、衣類から皮膚が受けるストレス

部屋と部屋の温度差は、血管や脳に負担がかかり、知らず知らずのうちにもストレスがかかり、基礎体力を奪っていきます。逆に室温が一定になれば、基礎体力が失われにくくなり病気の発生率も低くなると考えられています。温度の差をなくすバリアフリーは、高齢者のみならずお子様にとっても健康を保つ住環境の重要な要素の一つと言えます。

また、住宅が暖かくなれば身につける衣類も減りますよね?皮膚が衣類から受けているストレスというのは思いの外大きく、現代の衣料は化学繊維やウール、ゴムなどの肌を刺激しやすい素材でできている物が多いです。オーガニックな自然素材でできた衣類を着用するか着衣量を減らすか、健康への近道になります。

疾患だけでなく生活の質も改善

寝室の環境で睡眠の質を上げる

充実した1日の活力のために、質の良い睡眠は欠かせません。布団の中の最適な環境は、32〜34℃、湿度40〜60%と言われています。もちろん、室温25℃、湿度60%の維持も、できる限りしておきたいですよね。

温湿度を管理することによって、寝具の衛生対策にもなります。布団のケアをしておきたいのは、ダニ対策です。ダニは高温に弱いので、スチームアイロンなどが効果的です。その後、掃除機でダニの死骸等を取り除きます。
布団の中はダニにとっても理想的な環境です。日中はしっかりと乾燥させておきましょう。

不快指数とは

環境省では、省エネのために、夏場のエアコンの設定温度を28℃にするように呼びかけています。夏場に28℃設定というと暑そうなイメージもしますが、湿度によって不快感は変わるのもです。
健康に良い湿度は、40%〜60%と言われており、室温が28℃の場合は、湿度45%で不快指数75、10人いたら一人だけが不快に感じる環境です。せめてこのくらいは保ちたいですね。それ以下の湿度だと、より快適に感じる人が多くなります。
不快指数は温度と湿度がわかれば、簡単にweb上で計算するソフトも利用できます。部屋の温湿度調整のご参考にしてみてはいかがですか?
最近では温度だけでなく湿度も調整してくれるエアコンもあるので、住環境を整えるのには有効ですね。

まとめ

部屋の環境による様々な疾患への改善効果や、温湿度管理による健康への影響を見てきました。次の記事では、看護の歴史に改革を与えたと言われるナイチンゲールの衛生管理や感染症予防策のまとめについてご紹介します!

 

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