【微熱と判断する前に!】子どもの低体温が増えてきている

子供の平熱は何度くらいなのか?

朝、子どもの熱を測ってあげたら37℃!「微熱だ」と判断する前に、子どもの平熱を正確に把握できているでしょうか?

体温は自律神経と呼ばれる器官が無意識のうちにコントロールしていて、健康状態を確かめる一つの指標となります。現代の生活習慣や社会環境が体温に与えている影響は、決して小さいものではありません。

改善するには、まずは身近な生活習慣や環境から見直しましょう。昔はなくて、今ある”自然の中にはなかったもの”に原因があるかもしれません。

体温の測り方

体温を測る時間は、幼稚園や保育園、学校に行く前の「朝」に測ることが多いのではないでしょうか?しかし、朝は1日の中でも体温が低い時間帯で、午後から夕方にかけて高くなります。朝は夕方よりも0.5〜1℃ほど低いと言われます。

一番正確な平熱の測り方は、1日の中で複数回測り時間帯ごとの平熱を調べ、さらに日を置いて何回か測る方法です。

http://www.terumo-taion.jp/terumo/report/18.html:『知っておきたい体温の話』テルモ研究所)

また、体温が高いからといって、悪いと判断するのではなく、一つの体の抗体反応であるととらえるべきです。風邪などを引いた時に体温が上がるのはウイルスを退治するためなので、ウイルスが出ていけば脳から体温を元に戻す指令が与えられます。

低体温の問題

近年の子どもの中には、低体温の子どもが増えているようです。

 

このグラフは子どもの平熱の推移を表しており、1960年から1980年にかけて大きく低下しています。

また、平熱が子どもでも35℃台という低体温の子どももいるようです。(参照:http://www.terumo-taion.jp/health/teitaion/01.html:「低体温児が増えている」テルモ体温研究所)

低体温による影響

低体温(特に36℃以下)になると、アレルギーの発症や、ガン細胞の増殖、自律神経の乱れなど、様々な健康被害リスクが高まります。

http://nakaiclinic.com/original8.html:『冷え性・低体温症』中井医院)

低体温の原因と対策

生活のリズムの乱れが一つの原因である可能性があります。ある調査では、無作為に選ばれた子ども400人を調査したところ18%もの子どもが36℃未満で、就寝時間が遅く睡眠不足の傾向であったり、食生活リズムの不安定さが伺えたと言います。

さらに、以下の記事では学習意欲の低下や、子どもがすぐにイライラしてしまう原因は、体温の異常にある可能性を指摘しています。

http://healthpress.jp/2014/11/post-1299.html:(『体温の低い子どもが増加、学習意欲や忍耐力の低下を招く一因か!?』 HEALTH PRESS)

室温とアレルギー、アトピー、気管支系疾患の関係性

近畿大学の岩前教授の調査では、部屋の室温とアレルギーや各疾患との関連性について言及しています。

 

住宅の性能を高めた暖かい家に引っ越しをした家庭を調査した結果、暖かい家に住むと、アレルギーやアトピー、気管支系疾患の改善が見られました。

部屋の断熱しえが高まると、エアコンの使いすぎも防ぐことができ、冬の寒さを我慢する必要もなくなり、健康にも良いのです。

http://dannetsujyutaku.com/serial/column/1_index/1_02:『岩前篤教授コラム 高断熱が健康を守る』断熱住宅.COM)

 

まとめ:生活習慣の改善と、環境の見直しを

食生活や、睡眠などの生活リズムが乱れている場合はすぐに改善しましょう。また、テレビゲームや携帯などの画面の見過ぎも、生活習慣の乱れの一因となります。

そして現代のクーラーを当たり前のようにつける環境は、自律神経による自然な体温調節機能が衰えてしまいます。住環境が健康に及ぼす影響も無視できません。

子どもの健康のために、まずは平熱の把握と、生活習慣の見直しをしてみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

saito kazunari

(株)WELLNESTスタッフ(セミナー運営兼、web担当)。芝山代表の元で働きたいという想いで、地元宮城から三重県へ新卒入社した2年目の23歳。web記事に没頭すると、自分の世界に入り過ぎてしまう事もしばしば、、、野球と映画と歴史が好き。